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CONCEPT
困った子はいない。困っている子どもがいる。
子どもの素晴らしい多様なあり方を認められず、困った子どもと評価する大人は、社会の評価に合う自分であろうと偽りの自分で生きていて、善意で、子どもたちに「社会のため人間」になる道を勧めています。 風の谷は、「社会のための子ども」を育てるのではなく、「子どものための社会」を創り上げるために、大人が自分を問い直し、自分の良さあるがままを認められるようになる必要があります。つまり、子どもの環境として存在できるようになるための大人の学びの場でもあります。
※からだとこころ異変を起こす子どもたちとは(子どもでなく、現代の子どもの環境の問題)
地域で子どもの遊ぶ姿が見られなくなったといわれる昨今、子ども同士が地域でかかわる機会が本当に少なくなっています。
同学年では遊べても、上級生・下級生とは遊べない子どもも増えています。
また、カードやゲームがなければ遊べない子どもも多くなっています。 そして、忙しい大人の元で育つ環境が溢れている現代において、
自然の中で遊びや子どもが自由でいられる環境が制限されすぎてしまうと、意欲の芽がつまれ、子ども自身が自分自身で行動や気持ちをコントロールできなくなってしまいます。
この環境の問題の中で、子どもたちは、自然に育つべき発達がかなわず、「発達障がい」とされる子どもが増えてきました。この環境の課題は、今を生きる子どもたちすべての力を損なわせています。
風の谷では、子どもの課題でなく、大人の課題として、子どもたちに自然の発達を取り戻し、人間形成の基盤をつくる環境づくりを目指します。
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