くにさきのひと・もの・ことに包まれて(人間関係・社会性‐言語・コミュニケーション)
神仏習合の里、自然豊かな国東の地で、プレイパーク(冒険遊び場)を子どもたちと創り、地域の方や子どもたちとの交流の場をつくります。遊び場創り・遊ぶ中で、子どもたちの発達 (固有感覚・平行感覚・運動感覚)も促がされます。そして、地域の方々との交流等を通してたくさんの人々との関わり合いで社会性を養います。
○子どもたちと共に、ありのままで接する事ができる支援(認知・行動)
支援する大人(支援スタッフ・保護者)は、子どもたちがたっぷりと時間をかけて自分自身を育んでいくこ
とにとことん付き合い、そして、言葉にならない子どものやる気の芽を見抜き育くみます。 子どものすぐ傍らで
見守り手伝い、大人もありのままの子どもの姿に学び、自らの「根拠のない自信」を取り戻そうとします。
そんな大人との安心できる関わりの中で、子どもが本来の自分らしさを発揮できる事を指します。
○国東の身土不二 (地産地消)の食べ物で育つ(健康・生活)
風の谷の農園(バイオダイナミック農業で育てる国の食材で取れた材料を使って、自分たちで調理し、
食べます。農園に行って農作業にも参加し、自分で育てた作物を食べる経験を通して、いのちの大切さを学
び、いのちをいただく事・地域の大地に感謝の気持ちを持つようになります。
○芸術活動が子どもの発達を促す(運動・感覚)(認知・行動)
シュタイナー教育では、障がいを、どんな人間の中にも存在する何らかの傾向が一面的な形で誇張され
たものととらえます。その偏りを小さくしてくれるのは芸術活動の中にあるとします。ライゲン・オイリュトミー
歌・手仕事・水彩画等の芸術活動を子どもの意思を尊重しながら触れさせていきます。
○ひとりひとりのからだの発達を見守り、発達を促す個別支援(運動・感覚)(認知・行動)
シュタイナー教育では、障がいを持つ子どもの事を「優れたアーティストでも、壊れた楽器で演奏すると
の演奏は貧しくなる。」と揶揄します。 すべての人間の中にある優れた資質を見抜くと共に、壊れた楽器と
揶揄される肉体の手入れを行い、より質を発揮できるようにしていきます。
子どもたちのからだの発達状況を観察し、発達の抜けである原子反射の総合、からだに働きかける
治癒教育であるエクストラレッスン、子どもの社会性の発達を促すRDI(対人関係発達指導法)等を用いて個別
支援を行います。
